生成AI法人研修プロジェクト期間:2回

株式会社海士様

株式会社海士

株式会社海士様の生成AI研修の様子

生成AI×観光事業者向け研修(全2回)|ルーティン業務の自動化と売上につながる業務への時間創出を支援

「AIを触ったことはあるけれど、検索や文章作成の域を出ない」 「問い合わせ対応、在庫・発注、経理、SNSなど“やること”が多くて改善に手が回らない」そんな状況にある海士町の観光事業者のみなさまに向けて、株式会社海士様(海士町役場の委託事業として研修を企画運営)が、観光現場で“明日から使える”生成AI活用を目的とした研修を実施。

Google Workspace × Geminiを軸に、基礎理解から実務ハンズオン、そして自動化・マーケティング応用までを2回に分けて提供しました。

研修の概要

  • 実施期間:2026年2月
  • 形式:オンライン(各回120分)
  • 対象:地域活性化に取り組む複数団体30〜40名程度
  • 主な使用ツール:Google Gemini、Google Workspace(Gmail / Drive / Calendar / Sheets / Docs)、GAS(Google Apps Script)、Workspace Studio

研修の目的

本研修は、単なる「AIツールの使い方紹介」ではなく、

“ルーティン業務を自動化し、空いた時間で売上につながる仕事に取り組める状態をつくる”ことをゴールに設計しました。

  • 生成AIの仕組みと限界を理解し、安心して使える前提をつくる
  • 事業者ごとに異なる現場業務に対して、応用できる型を獲得する
  • 「AIでここまでできる」を体感し、改善アイデアが自然に出てくる状態を目指す

全2回の研修構成

第1回:Gemini × Google Workspace 活用(基礎〜中級)

  • 実施日:2026年2月3日
  • 形式:オンライン(120分)

初回は「まず安全に、正しく、実務で使える」ことを重視し、生成AIの基礎理解から、Google Workspace連携による業務効率化までをハンズオン中心で実施しました。

主な内容

  • 生成AIの基礎理解(ハルシネーション、ファクトチェック、情報漏洩の仕組み)
  • Geminiの特徴(マルチモーダル、長文処理)
  • 文章作成、資料作成(Canvas)などの実務活用
  • Gmail / Calendar / Drive / Sheets 連携の基本

第2回:ルーティン業務の自動化+マーケティング応用(応用編)

  • 実施日:2026年2月26日
  • 形式:オンライン(120分)

第2回研修では、前回の内容を踏まえて、より実務に寄せたテーマで「自動化」と「売上向上」を両輪で扱いました。

研修中は、生成AI(確率論)と自動化(確実性)の違いを整理し、両者を組み合わせて業務を設計する考え方を共有しました。

主な内容

  • 領収書の動画読み取り → 項目抽出 → スプレッドシート化(マルチモーダル活用)
  • AI関数での問い合わせ自動仕分け(カテゴリ、緊急度、担当部署)
  • スプレッドシートのサイドパネルGeminiでの売上分析とグラフ作成
  • GASでの在庫状況からの発注リスト生成とメール送信(自動化の入口)
  • Workspace Studioでのメール受信 → 判定 → ラベル付け → 下書き作成(ノーコード自動化の紹介)
  • Deep Researchによる事例調査と企画づくり(市場調査の時短)
  • Gem作成(業務コンテキストの定着と再利用)

教育方針とメッセージ

事前ヒアリングより、海士町の観光事業者は、日常的に生成AIを触る機会は増えつつも、現場の業務改善まで落とし込めていない状況がありました。

今回の研修では、単なる機能紹介に留まらず、問い合わせ対応・経理・在庫管理・SNS運用・企画など、実務に沿った形で「こうすれば業務に組み込める」という具体的なイメージが持ってもらうことをゴールに設計しました。

本研修では、ツールの細かい操作を詰め込むよりも、「ルーティン業務を減らして、売上につながる仕事に時間を投資する」というメッセージを軸に実施。 生成AIと自動化を組み合わせることで、観光現場の多様な業務を“仕組み”に変え、継続的に改善できる状態を目指しています。

海士町の観光事業者に向けて、Google Workspace×Geminiを軸にルーティン業務の自動化とマーケティング応用を学ぶ全2回のオンライン研修を実施しました。